『禍電街』とは?

 

・いつからあるのか、どこにあるかわからない、我々の住む世界と架空の世界の狭間にある不思議な街。何時でも誰でも迷い込む可能性があり、そのまま住人になってしまうことも。

 

禍電街へ入口は、エレベーターの扉が開いた先だったり、電車が辿り着いた駅だったり、火葬扉の中だったり、トンネルの先だったり、鏡の向こう側だったり、様々である。

 

・この街には空が無く、見上げれば太陽も月も存在しない漆黒の虚無が広がっているため、暮らしてゆくには火や電気で照らす必要がある。

 

・街の端には天辺が見えないほど高い「電波塔」があり、ここから「街長によるラヂオ放送」「電気供給」が行われている。電気代を滞納すると、もちろん電気供給は止められる。

 

・街のあちこちには、電波塔からの電気を供給するための「電柱/電線」が張り巡らされている。

 

・街のオカネはすべて「電子決済」である。単位は「電」(1電=約10円)

 

・街の外に行きたい?文字通り「なにもない」けれど、それでも去るかい?(※街の外に進み続けると『何が起こるかわかりません』。当人にとって、よくないことが起きるのは確かです。)


用語

 

▼店長

店舗を経営する存在。人間ではない。人間のようなカタチをしていたとしても。かつては人間だったのかもしれないし、最初から人間ではなかったのかもしれない。

 

▼店員(従業員)

店舗で働く存在。我々の住むどこかの時代の世界から禍電街に迷い込んだ人間。かつて街に迷い込んだ際、何らかの理由で禍電街の住人になった。店長の判断次第で、人間とはかけはなれた姿や能力を持つことも。我々の住む世界と禍電街を行き来できる。

 

▼通りすがり

どこかの世界から、禍電街に迷い込んでしまった存在。人間ではない場合がある。禍電街の住人からは「通りすがり」や「迷子」や「お客さん」等と呼ばれている。